kuro
皆さんこんばんわ、ヨンヨンプーおじさんです
前回のアップから予告もしながら伸び伸びになって、大変長らくお待たせしました
さて 今回は、富貴蘭の根芸を皆様にご紹介します
根芸といっても注意深く見ないとわかりませんが、各個体ごとに微妙に色が違います
また、根の伸び始め・根の成長期・成長期が終わって伸びが止まる直前と同じ固体でも
色が変わってきます
大きく分けて【泥根】【青根】【赤根】【ピンク根】【ルビー根】と分類できますが、
それぞれ代表的のものを画像で見ていただきながら説明していきたいと思います
1.青根代表選手
※画像は瑠璃晃(よかごつ初登場 山口県出身15歳の
やや派手好き細身の男性)です。
根の先端に注目下さい
緑色をしていますがこの根を青根と呼んでます
2.赤根代表選手
※画像は神曲(よかごつ初登場 若干後冴えの中斑虎芸、
腰斑も打ちます。32歳おしゃれ好きの男性です)
この神曲の赤根は、伸び始めから止まるまで色の変化は
少なく、柄が派手に出たところから出た根は、
綺麗なルビー根っぽくなります
3.泥根代表選手
※画像は鹿児島山採豆葉(よかごつ初登場鹿児島産らしく
豪快で葉幅もあり私の好きなものの1つです。
25歳やんちゃな男性です)
こちらの根は富貴蘭ではポピュラーな標準的な泥根です
4.ピンク根代表選手
※画像は大正町ルビー根(よかごつ初登場 芸としては
白雲閣に近く葉芽が伸びる際に1.2枚目の葉淵に
爪覆綸みたいな耳刷斑が出ます。)
根芸は最高の部類ですが、葉芸が若干乏しく、
成長期以外は見落としがちです
5.ルビー根代表選手
※画像は豊明殿(よかごつ登場2回目 宮崎県出身 葉芸・根芸と多彩な芸の持ち主)
成長期の豊明殿は本当に綺麗です今、実生が出来て氾濫しておりますが
本性品はいいですよ
こちらの根は伸び始めが若干白根っぽくでて、すぐにルビーに変わり、
止るまで変わりません。伸びが止まる時期に若干ルビーの色が濃くなります。
ヨンヨンプーおじさんの退屈な富貴蘭のうんちくに付き合っていただき
ありがとうございました
今回は皆さんと富貴蘭の根芸についてお勉強しましたが、
次回は葉形の変わった富貴欄をご紹介したいと思います
2009.07.18 shiki(今回もたくさんの蘭の紹介ありがとうございます根を見るんですね)